NEC GREEN ROCKETS
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スポーツ観戦中の心臓突然死ゼロを目指す「RED SEAT」を実装

イベント・普及

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NECグリーンロケッツ東葛は、AEDの普及啓発、教育訓練活動を展開している公益財団法人日本AED財団と協力し、スポーツ観戦中の心臓突然死ゼロを目指す「RED SEAT(レッド・シート)」を4月24日(日)の柏の葉公園総合競技場の試合において実装しました。
また、試合当日には柏市にて導入しているスマートフォンアプリを活用したAED運搬システム事業「AED GO」について、救命ボランティアの募集を行い運用を行いました。ラグビーファンによる救命ボランティアの運用は日本初の取り組みです。
 
「RED SEAT」とは
スタジアムでAEDを必要とする方に1秒でも早くAEDを届けることでスポーツ観戦中の心臓突然死ゼロを目指す取り組みです。心臓突然死は年間約79,000件起こっています。いつ、どこで、誰に起こってもおかしくない病気で、スポーツ観戦中に興奮して心臓発作を起こす人もいます。心停止が起こった時、その救命率は1分経つ毎に10%低下しますが、スタジアムのような広い場所でAEDを現場に即座に届けることは簡単ではありません。そのようなスポーツ観戦中の心停止による死亡者をなくすために「RED SEAT」の取り組みが考案されました。
 
「AED GO」(AED運搬システム事業)とは
スマートフォンアプリを用いて、119番通報を受けた司令員が心停止を疑った際に、あらかじめ登録されたボランティアへ心停止の場所と最寄りのAEDの情報を伝達するシステムです。
通報を受けた消防指令では、現場近くの救命ボランティア等にアプリ経由で現場の位置情報およびAEDの設置場所情報を知らせ、ボランティアが救急車より早く現場に到着し救命処置を行うことを目的としており、現在千葉県柏市にて実装されています。
 

この「RED SEAT」については、5/1の試合でも実装を予定しています。
 
ラグビーファミリーだから救命について知ることができる。そして、ラグビーファミリーの一員として、スタジアムで、柏の街で人を助けることができる。NECグリーンロケッツ東葛はそのような社会の実現を目指していきます。