NEC GREEN ROCKETS
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5/27(金) DIVISION1/2 入替戦 第2戦 vs 三重ホンダヒート マッチレポート

試合情報

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後半に落ち着きを取り戻したグリーンロケッツ、猛反撃でDIVISION1残留を決める!

 


東大阪市花園ラグビー場に、NECグリーンロケッツ東葛SH田中史朗の大きな声が鋭く響き渡った。
「ガマン、ガマン! ここガマンだよ!」
3対19と三重ホンダヒートにリードされた前半がもう少しで終わる39分だ。
自陣でゴールラインを背負った防御から少し地域を戻し、三重ホンダヒートのミスから反撃に転じたところでハンドリングエラー。相手ボールのスクラムとなって、ゲームが止まった。
この時間帯、グリーンロケッツは、細かいミスや反則が続いて思ったように反撃できず、厳しい状況に立たされていた。
入替戦第1戦を33対10と制して、勝ち点で5ポイント、得失点差で23点のアドバンテージを持って第2戦を迎えた。しかし、前半の間に得失点差のアドバンテージは7点に縮まり、トライ数も0対3とリードされて、勝ち点のアドバンテージに黄色信号がともった。
これ以上の失点を防ぎ、後半に反撃して勝利とDIVISION1残留をつかみ取るにはどうすればいいか――百戦錬磨のベテランは、逆境を抜け出すために今必要なことを、シンプルな言葉でチームに伝えたのだ。


ベンチから前半の戦いを「ハラハラして」見つめていたトム・マーシャルは、「チームからあまり声も聞こえてこなかったし、接点でも相手に前に出られていた。元気がなかったように感じられた」と、振り返った。
そこに響いた田中の檄(ゲキ)で、グリーンロケッツは前半のラストプレーを守り切り、16点差のままでハーフタイムを迎える。
試合の流れを大きく変えたのは、ハーフタイムに行われた話し合いだった。
マーシャルが、次のように明かしてくれた。
「もっと元気を出して行こう。ゲームの小さな局面でも、いいプレーがあったときはみんなで声をかけ合って、そういう小さな勝利を積み重ねよう。そんな話し合いをしたのです」
瀧澤直キャプテンは、「自分たちにできることをやって、いい後半にしよう」と言葉をかけた。
ロバート・テイラーHCは、「冷静さを保つように」と指示をした。
その意図をこう説明する。
「前半は、あまりエナジーが感じられなかった。今のプレーが良かったのか悪かったのか、誰も声をかけないし、選手同士がプレーのなかでコミュニケーションをとり合っているようには見えなかった。もう一度チームが1つになってお互いを励まし合い、言葉をかけ合ってプレーすることが必要だった。入替戦を勝ち抜くためには、もっと積極的にアタックを仕掛けて、トライを獲る必要がある。だから、そのために今何をすべきかを冷静に考えて、もう一度エナジーをアップさせよう。自信を持って後半に臨もう、と伝えたのです」


そして、後半開始のキックオフ。
SOフレッチャー・スミスが浅く蹴り込んだボールに、NO8ジョージ・リサレが競りかける。
こぼれたボールを拾ったWTB後藤輝也が、タックルをかいくぐって前進する。
このとき、後藤の肩より上にヒートの選手の手がかかってハイタックルのアドバンテージが出る。
グリーンロケッツはなおもアタックを続け、最後は右へ展開。
CTBレメキ・ロマノ・ラヴァから後藤の手を経てボールがリサレに渡り、そのままリサレがインゴールに飛び込んだ。
わずか33秒の速攻だ。
しかし、判定はTMOに持ち込まれ、キックオフ後の競り合いでリサレにノックオンがあったとしてトライは取り消しに。ただ、後藤へのハイタックルのペナルティが優先されて、グリーンロケッツのペナルティからゲームが再開された。
グリーンロケッツは、そのままゴール前でアタックを続け、44分にモールを押し込んでリサレがトライ。これでトライ数を1対3としてヒートのボーナスポイントを取り消した。
スミスのコンバージョンも決まって10対19。
反撃開始だ。
 

続くリスタートでは、自陣でスクラムを押し込んでペナルティを獲得してピンチを脱出する。
前半は、スクラムでペナルティをとられていたが、修正を果たしたのだ。
PR土井貴弘は、「前半は少し上手くいかなかったけど、後半は、僕が思い通り組めたときにペナルティを獲得できた」と話して、こう続けた。
「スクラムは、トップリーグ最後の2シーズンで自信を失ったところがありました。僕自身、いいスクラムを組めなかったから、どう修正するのか、イメージをつかめなかったのです。今季はシーズン中盤からいいスクラムを組めるようになったので、試合の途中で良くないスクラムがあっても、どこが悪かったのか比較できるようになった。いいスクラムがわかるからこそ、悪いスクラムを組んだときに、どこが悪かったのかを前3人で共有して修正できるようになった。今季の一番大きな収穫ですね」
DIVISION1での激闘を経てつかんだ手応えが、土壇場で生きたのだ。


52分には、リサレに代わってFLに入った廣澤拓が、最初のプレーで相手ボールのラインアウトをスチールした。
「あのプレーは良かった。手応えがありました」
この試合を最後に現役を引退するベテランは、「僕がメンバーに入ったのは、ラインアウトのディフェンスを考えてのこと。チャンスがあればスチールしようと考えていた」と言葉を継いだ。「気合いが入り過ぎてタックルミスが多かった」と第1戦を反省して、第2戦は自分の仕事に専念することを心がけた。その結果のスチールだった。


こうして選手たちが少しずつ自分を取り戻し、それぞれの役割に集中した結果、試合の流れがグリーンロケッツに傾いていく。
58分には、スクラムで得たペナルティからゴール前のラインアウトに持ち込み、モールをプッシュ。動きが止まったところで右に展開し、CTB松浦康一→スミス→途中からFBに入ったマーシャルとつないで、最後は後藤がトライに仕上げる。スミスのコンバージョンは外れたが、これで4点差に迫る。


さらに69分には、ラインアウトから左に展開。
松浦がまず起点を作り、そこからFLアセリ・マシヴォウ、LOジェイク・ボールとFWがくさびを打ち込む。そして、相手防御が次の展開に備えて広がった隙を、田中が直線的に突破。大きく前に出てから右に展開し、レメキ→アセリとつないでマーシャルのトライにつなげた。



スミスのコンバージョンで、ついに22対19と逆転! この時点で残留を決定的にした。
直後にヒートにトライを奪われて、最終的には22対24と敗れたが、2試合を通じての勝ち点は6ポイント。4ポイントにとどまったヒートを上回って、来季もDIVISION1での戦いを決めたのである。
 


DIVISION1残留を決めた安堵と、シーズンを終えた解放感。そこに最後の試合を勝利で締めくくれなかった悔しさが混ざったロッカールームで、テイラーHCがこう振り返った。
「私たちにとって、試合はすべて大がかりなメンタルテストのようなものです。しかも今日は、トライを獲るか獲られるかで、来季をDIVISION1でプレーするのか、それともDIVISION2でプレーするのかが決まるような、非常に緊張を強いられる状況でした。そのなかで、前半をリードされながらもリーダーたちが良い仕事をして、もう少しで勝利するところまで反撃できたのが大きな収穫です。これは、グリーンロケッツが今季作り上げてきたチームの特徴を、非常に良く現しています。いかにプレッシャーに対処するかという点で、成長が見られた試合でした」
マイケル・チェイカDOR(ディレクター・オブ・ラグビー)も、来季を見据えてこう話す。
「これまでDIVISION1で強いチームとずっと戦ってきましたが、最終的にはその経験が生きた。今日の試合を経験したことで、選手たちは、新しい領域を経験しました。それが、これからの財産になると確信しています」

 
これでNECグリーンロケッツ東葛の、NTTジャパンラグビーリーグワン2022の全日程が終了した。
入替戦2試合を含めて15試合を戦い、結果は1勝14敗に終わったが、終盤にようやく自分たちの戦い方に習熟して、課題を少しずつ克服してきたシーズンだった。
一方で、毎試合、熱いサポートを続けてくれたクルーに、勝利の喜びを届けられなかった悔いは、全員の胸に残っている。
そんなチームを代表して、瀧澤キャプテンが、こうクルーに感謝の言葉を述べた。
「来季は、もう一度DIVISION1で戦うチャンスをいただけたので、クルーのみなさんの温かいサポートに報いることができるように頑張ります。来季もまた、厳しくも温かい応援をお願い致します。本当に1年間、応援、ありがとうございました!」
来季こそ高く飛翔する勇姿を届けること――それが、2シーズン目に挑む新生グリーンロケッツのミッションなのである。



スターティングメンバーなどは、こちらをご覧ください。

リーダーズコメント

マイケル・チェイカ DOR(ディレクター・オブ・ラグビー)

今季、チームの強みとして明確になったのは、グリーンロケッツというチームのキャラクターです。
DIVISION1で戦うなかで、運が味方せずに敗れた試合がいくつもあったのですが、それでもチームは下を向くことなく、レベルを上げていきました。特にスクラム、そしてモールは、シーズンの中盤以降に非常に良くなりました。これは、来季以降への基盤になるでしょう。
一方で、ディフェンスが、シーズンを通した課題として残りました。シーズンの途中からだいぶ向上しましたが、もっと上位を目指すためには、まだまだ向上させなければなりません。
チームはまた大幅にメンバーが替わると思いますが、それでも、常に向上し続けるというチームの個性(キャラクター)は、来季以降も、さらに大きな飛躍をもたらしてくれると確信しています。
 
ロバート・テイラーHC

私は、グリーンロケッツのクルーは、リーグワンのなかでも最高のサポーターだと思っています。
みなさんに勝利をお届けしたかったのですが、入替戦の第1戦以外は結果が出ませんでした。
しかし、そういうなかでも、常に私たちの挑戦を温かく、そして熱烈に見守ってくださいました。
特に、先週、秩父宮ラグビー場に詰めかけて緑の塊を作っていただいた、クルーのみなさんの応援は本当に素晴らしかった。感謝の気持ちでいっぱいです。
来季は、さらに良いチームを作り上げて、みなさんともっともっと素晴らしい時間を共有できるようにしたいと考えています。
シーズンを通じての献身的なサポートには、私自身も励まされ、心強く思っていました。
本当に、深く感謝致します。
 
来季は、まずディフェンスを強化してシーズンに臨もうと考えています。
今季は、スクラムが改善してペナルティを減らすことができました。モールからのトライも獲れるようになって、FWは大きく力を伸ばしました。しかし、それだけではリーグで勝利を重ねることは難しい。ディフェンスが、このリーグを戦う上でもっとも重要なのです。
同時に、ディフェンスを強化するためには、接点での強さをもっと身につける必要があります。
そうすれば、激しく前に出ながら相手に圧力をかけるようなディフェンスが可能になります。
それが、来季はディフェンス最重要ポイントに置こうと考える理由なのです。
 
 
瀧澤直キャプテン

今季、グリーンロケッツは新しいチームになりましたが、シーズンを振り返ると、クルーのみなさんをはじめ、多くの支えていただいた方々に、期待していただいた結果をお届けすることができませんでした。入替戦を戦う事態になったことは、本当に申し訳なく思っています。
しかし、苦しいシーズンのなかでも、DIVISION2降格という最低の結果を避けることができたのは、クルーのみなさんの応援があったからこそ、だと考えています。
来季もまた、厳しくも温かい応援をお願い致します。
本当に1年間、応援、ありがとうございました!

今日の前半は、まずプレーの面で自分たちの動きができていなかった。だから、自分たちの動きを取り戻すことが重要だと思っていました。
その点で、ハーフタイムが、いいきっかけになりました。
スタートから出たメンバーには浮き足立つ部分もあったと思うのですが、ハーフタイムを挟んだことで、冷静さを取り戻し、何をすべきか明確にすることができました。そんな変化が、いい方向に現れて、後半立ち上がりのアタックに結びつきました。
来季は、ラグビーのプレー面も含めて、もっと組織として強いチームになることが必要だと考えています。具体的にどうすればいいのかはわからないし、今季も強い組織にするためにさまざまな取り組みが為されましたが、個人的には強い組織であることが強いチームであることにつながると思います。だから、ラグビー以外のところでも、組織としての成熟と強さがもっと求められると思っているのです。

レメキ・ロマノ・ラヴァ ゲームキャプテン

今季は、いろいろなことが起こったハードなシーズンでしたが、今日の試合でも、スタンドに緑のTシャツがたくさん見えました。みんな、最後までものすごく応援してくださった。本当にありがとうございます。来季は、もっと強い、いいラグビーをお見せしますので、みなさんも引き続き応援のほど、よろしくお願い致します。

今日は、ヒートが大差の勝利を挙げないと昇格できないから、メッチャ気合いを入れてくるとわかっていました。前半は、彼らの気持ちがすごくて、彼らのいいプレーが多かったけど、でも、結果として負けたけれども、DIVISION1に残ることができた。それは、グリーンロケッツの選手の頑張りがあったからだと思います。
ハーフタイムには、自分たちがやりたいことができていないと伝えました。
3対19とリードされていても、まだ得失点差で抜かれたわけではないし、トライを獲ればボーナスポイントをなくすことができる。だから後半は、1人ひとりが自分の役割を果たせばトライを獲れると思っていました。どんどん前に出て3トライを獲ることができたので良かったと思います。
今季は、10番、12番、13番、15番と毎週のようにポジションが変わって、自分のリズムを上手く作ることが難しかった。もっとボールを持ちたかったですね。
来季は、また新しい選手が入ってくるでしょうし、それによって僕のポジションがどうなるかもわかりませんが、でも、ボールをもっと多く持って、自由に走りたい。大外でボールを持って、クルーのみなさんに、いいラグビー、面白いラグビーをお見せしたいですね。

プレーヤーズコメント

スクラムを最前線で支えたPR土井貴弘

シーズンを通して、クルーのみなさんが思っていたような結果を残すことができず、すごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。
グリーンロケッツは今、大きく変わろうとしていますが、来季もDIVISION1で戦うことができるので、今季の課題をしっかりと修正して、来季は勝っている姿をお見せできるように致します。
ですから、引き続き、これからも応援のほど、よろしくお願い致します。

入替戦は、率直に言って疲れました。気持ち的にも、第1戦より戦いにくかったですし、もう二度とやりたくないですね。
今日は、相手が失うものがない状態で思い切って挑戦してくるのがわかっていました。だから、僕たちも負けずに攻めようと話し合ってはいたのですが、やはり前半はすごく攻められて悪い形になりました。それでも、後半に巻き返してトライを獲れたし、結果的には敗れましたが、最終的にはしっかりと戦えたと思います。
シーズンの途中から、僕らのスクラムを組めば強い相手にも負けないことがわかっていたので、この試合もそうしようと思っていたのですが、前半は少し上手くいかなかった。後半は、僕が思い通り組めたときにペナルティを獲得できたし、スクラムは修正できたと思います。
スクラムは、トップリーグ最後の2シーズンで自信を失ったところがありました。僕自身、いいスクラムを組めなかったから、どう修正するのか、イメージをつかめなかったのです。今季はシーズン中盤からいいスクラムを組めるようになったので、試合の途中で良くないスクラムがあっても、どこが悪かったのか比較できるようになった。いいスクラムがわかるからこそ、悪いスクラムを組んだときに、どこが悪かったのかを前3人で共有して修正できるようになったのです。今季の一番大きな収穫ですね
 
 
今季15試合で76点を挙げながら、この試合が最後となったSOフレッチャー・スミス

チームが勝てなかったにもかかわらず、シーズンを通して、毎試合多くのクルーのみなさんが応援してくださいました。これは、母国のニュージーランドでは考えられないことでした。だから、個人的にも、すごく嬉しかった。応援してくださったみなさんには本当に感謝していますし、みなさんのことが大好きでした。こういう環境でプレーできたことも良かったと思っています。
個人的な感触では、今日はそれほど悪いゲームだとは思っていなかったのですが、ハーフタイムには、みんな少しナーバスになっていました。
試合前の準備も良かったし、勝つ意欲に溢れてゲームに臨んだのですが、ヒートがそれ以上に気持ちが入っていて出来が良かった。それが、前半に苦しんだ原因だったと思います。
でも、ハーフタイムにもう一度自分たちのやるべきことを確認して立て直すことができました。

今季は、新しいチーム作りに着手したばかりでしたから、グリーンロケッツは、これからもっと良いチームになっていくと思います。
僕自身は、今季だけでチームを去ることになりましたが、それはプロフェッショナルのプレーヤーとしては起こり得ること。だから、プレーできる機会を与えられたことに感謝して、しっかりモチベーションを保って、自分にできる限りのプレーをしました。
クルーのみなさんと、またどこかでお会いできることを楽しみにしています。
 
 
この試合で現役を引退する廣澤拓

グリーンロケッツは、もう3年もレギュラーシーズンで勝っていないのですが、それにもかかわらず、チームから離れずに応援していただいた、クルーのみなさんにはとても感謝しています。
今季は、「東葛」という地域名がついて、また新しいクルーの方が増えましたが、勝てないなかでも応援していただきました。今は、SNSを通じてクルーの方ともつながることができるのですが、応援のメッセージをいただいたり、大阪まで直接来ていただいたりと、本当にみなさんの励ましが僕の力になりました。
心から「ありがとうございます」とお伝えしたいです。
コロナ禍で、イベントなどで直接お会いして感謝の気持ちを伝えることがなかなかできませんでしたが、またお目にかかれる機会に、お礼の気持ちをお伝えできればと思います。

実は、先週の第1戦では、気合いが入り過ぎてタックルミスが多かったのですが、今日は、いつも通りにプレーすれば、いつものようにきちんとタックルに入れるだろう――僕1人でどうにかするのではなく、チームの一員としてガマンを続けながらディフェンスしよう――と、心がけていました。先週の経験が生きました。
前半の16点差には、少し焦りましたけど、ベンチにいる僕たちが沈んでいてもしょうがないので、自分がピッチに入ったときに何をするかに集中していました。僕がメンバーに入ったのは、ラインアウトのディフェンスを考えてのことだと思っていましたから、そこに集中して、チャンスがあればスチールしようと考えていました。
現役生活での会心のプレーは、僕が途中出場で初キャップを獲得した09年の九州電力キューデンヴォルテックス戦(9月27日)でのタックルで、当時のグレッグ・クーパーHCから「Good Job!」と褒められました。でも、今日の、ピッチに入ってすぐのラインアウトで相手ボールをスチールしたプレーも、最後を締めくくる会心のプレーとなりましたね。
 
 
途中出場でトライを挙げ、後藤輝也とともにチーム最多の4トライを記録したトム・マーシャル

今季は、クルーのみなさんから毎週毎週応援していただいて、それがとても励みになりました。
本当に感謝しています。
僕たちも毎週ハードワークをして、みなさんに勝利を届けようとしてきました。なかなか勝利を届けられず、応援するのが辛い気持ちになったこともあったかもしれませんが、それでも応援していただいたことは決して忘れませんし、みなさんを誇りに思っています。
本当にありがとうございました!
来季も、応援していただけるよう、よろしくお願いします。
 
今日の前半は、ベンチでハラハラしながら試合を見ていました。
ただ、グリーンロケッツは、いいスタートを切れなかったにもかかわらず、後半に立て直せると信じていました。実際に後半は、見違えるようにパフォーマンスが良くなった。後半の戦いぶりを誇りに思っています。
僕は、ピッチに入ったらチームに大きなインパクトを与えるプレーをして、自分に与えられたインパクトプレーヤーという役割を果たそうと考えていました。
だから、トライを獲れて、とても嬉しかったですね。
今季は、シーズン中盤からチームの状態が良くなってきました。しかし、それは、右肩上がりではなく、小さなアップダウンを繰り返しながら、少しずつ良くなったという状態でした。でも、この終盤に来て、自分たちが正しい方向に進んでいる手応えを感じています。
来季は、その手応えを踏まえてプレシーズンに良い準備を重ね、さらにチーム状態を良くしていきたいと考えています。


 (取材・文:永田洋光)