MATCH INFORMATION
試合情報
STARTING MEMBER
スターティングメンバー
RESERVE MEMBER
リザーブメンバー
R
16 ASH DIXON
R
17 SUNAO TAKIZAWA
R
18 TAKU TOMA
R
19 TAKU HIROSAWA
R
20 REN OSAWA
R
21 TOMONORI KIMURA
R
22 MASAKI OBATA
R
23 TOM MARSHALL
マッチリポート
■グリーンロケッツ、2点差で敗れるも、後半の猛反撃でDIVISION1残留を決める!
今季の最終戦にして、来季もDIVISION1で戦うためには絶対に負けられない入替戦第2戦。
NECグリーンロケッツ東葛は、33対10と快勝した第1戦の勢いそのまま第2戦に臨むために今季初めて前週とまったく同じメンバーで、そして同じく初めてセカンドジャージーを着用して臨んだ。
しかし、最初のディフェンスの際にペナルティを犯し、自陣に攻め込まれると、4分、14分とトライを奪われて、いきなり0対12とリードを許す。
29分には、SOフレッチャー・スミスのPGで3点を返すが、直後のリスタートで相手が蹴り込んだボールを確保できずに攻め込まれ、さらにトライを追加された。
グリーンロケッツも、次のリスタートのキックをWTB後藤輝也とFB金井大雪が懸命に追走。三重ホンダヒートに圧力をかけ、相手ゴール前でのラインアウトのチャンスをつかむ。しかし、ここでスローイングとジャンパーのタイミングが合わずにチャンスを生かせない。
入替戦は2試合制で行われるため、2試合合計の得点でまだ7点をリードしているとはいえ、前半でトライ数を0対3とされたため、このままでは三重ホンダヒートに3トライ差以上をつけたチームに与えられるボーナスポイントも獲得されてしまう。
そんな厳しい状況に追い込まれて前半を終えた。
後半、勝利への気持ちを新たにしたグリーンロケッツは、立ち上がりのキックオフから攻め込む。
わずか33秒でNO8ジョージ・リサレがインゴールに飛び込んだが、これは直前のパスがスローフォワードと判定されて認められなかった。しかし、その間に、後藤に対してハイタックルがあったと判定されて、グリーンロケッツはゴール前のラインアウトに。
そして、44分。モールをしっかり組んで押し込み、リサレがトライを挙げ、スミスのコンバージョンで10対19と追い上げた。しかも、このトライでヒートのボーナスポイントが消えて、勝ち点でも優位に立つ。
さらに58分には、モールを押し込んでから右に展開。後藤がトライを追加。15対19と4点差に迫る。
その後はペナルティが続いて自陣に押し込められたが、懸命の防御でピンチをしのぐ。
66分には、CTB松浦康一が相手ラインアウトのすっぽ抜けたボールを身を挺して確保。CTBレメキ・ロマノ・ラヴァのキックで相手陣22メートルまで地域を挽回した。
決定的なトライが生まれたのは、69分だ。
攻め込んだラックからSH田中史朗がサイドアタックで大きく抜け出し、最後は途中出場のFBトム・マーシャルがインゴールを陥れ、スミスのコンバージョンで22対19と、ついに逆転を果たした。
直後の72分には、ヒートにトライを返されて22対24と再逆転を許したが、このまま試合が終了しても7点差以内負けのボーナスポイントを獲得できるため、2試合合計の勝ち点で2ポイントをリード。合計の得失点差でも21点差をキープして、ほぼ残留を決めた。
それでも、シーズンのラストゲームを勝利で終わろうと、グリーンロケッツは自陣からでも果敢に攻める。
残念ながらアタックはトライに結びつかず、試合は22対24で終了したが、2試合合計でグリーンロケッツの勝ち点は、ヒートの4を上回る。
得失点も、合計で55対34と引き離してDIVISION1残留を決め、来季に、さらなる飛躍を期すことになった。
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